胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

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胃潰瘍の原因は本当にピロリ菌や胃酸だけなのか? 安保徹さんの記事を読んで考える「ストレス」という大きな原因

      2017/10/14

basophil顆粒球

 

私が胃潰瘍になり、手術を受けてから、そろそろ 10年近く経ちますが、ピロリ菌を除菌もして、今現在も、胃にピロリ菌はありません(参考記事:胃潰瘍の根本的な治療法はピロリ菌の除菌 )。

しかし、それ以後も、稀に、胃潰瘍の時と同じような胃の痛みに見舞われる時があり、続く際には、近所の消化器科で、制酸剤(H2ブロッカーなど)などを出してもらっていましたが、「何だか堂々巡りをしていないか」という気もしていたのです。

そして、10年前に胃潰瘍で吐血した時以来の、「胃の痛む時の状況」を思い出してみますと、

「とてもストレスが強い状態が続いていた時」

だと気づいたのでした。

当然、ストレスに加えての「暴飲」や「暴食」というのも重なっています。というより、「ストレスが強い時には大酒になりやすい」という悪循環が存在しているのも事実かもしれません。

そう考えているうちに、ある時から、

「胃潰瘍の本当の原因は、ストレスそのものなのでは・・・」

と思い始めたのでした。

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その中で、ふと目にしました新潟大学名誉教授の安保徹さんという方の、いくつかの文章などを読みますと、安保名誉教授という方は、「胃潰瘍の主因はストレス」と断言しておられます。

下の文章は、2001年4月20日に、長崎新聞に掲載された記事からです。

やや難しいですが、H2ブロッカーの本当の役割の意味などを含めて、もしかすると、現代医学は胃潰瘍の本質を間違って捕らえているのかもしれないと思ったのでした。
読んで、皆さんはどのように思われるでしょうか。考えられていただければ幸いです。

記事の主題となっている「顆粒球」というのは、白血球の構成要素で、白血球は、

・顆粒球
・リンパ球
・単球

に大別され、安保名誉教授は、そのバランスが大事だとしています。

karyuukyuu2jimro.co.jp

 

では、ここからです。
改行と赤字の強調はこちらでしています。


対症療法に頼るな・何故病気になるのか

安保徹(新潟大学医学部教授・免疫学者)
長崎新聞 2001/04/20

生体のリズムを大切に

「胃潰瘍は胃酸が胃を消化するとか、ヘリコバクター・ピロリが原因とか様々な説がありますが、説明できないことが多すぎます。健康な人の胃は酸があってもびくともしないし、60歳以上は殆どの人がピロリ菌に感染しているのに、全員が潰瘍になるわけじゃない」

「もっと包括的な理論を探すべきだと私が提唱したいのが、顆粒球説です」

「まず体にストレスがかかると自律神経の交感神経が緊張します。そして血流障害が起き白血球中の顆粒球が増加します。顆粒球は細菌を食べるいい細胞ですが、寿命が2-3日と短く、死ぬときに活性酸素を大量に放出するのが問題です」

活性酸素は粘膜を傷つけ潰瘍を起こします。胃の中にピロリ菌があると顆粒球の活動が盛んになり、潰瘍形成を助けますが、ピロリ菌単独の犯人説はおかしい」

(アメリカの「消化器疾患と科学」は2000年9月号に安保教授の論文を掲載したが)「採用されるまでに4年かかりました。何しろ胃潰瘍「胃酸」説には百年の歴史がある。近年、制酸剤H2ブロッカーが有効とされてからは、いっそう胃酸説が強くなった。それを覆すのは容易ではない」

「ところがH2ブロッカーの開発者ブラックの論文を読むと『H2ブロッカーには骨髄の顆粒球生産を抑制する副作用がある』と書いてあったのです。H2ブロッカーは酸を抑えて効くのではなく、顆粒球を抑えて効いているんです」

「新潟市の共同研究者、福田稔医師が長引く胃潰瘍の患者さんに制酸剤をやめさせ、心の悩みを聞き出して鍼をしたら、あっという間に治りだした

「制酸剤を飲んですぐ治ればいいが、治らずに薬を続けると酸が出なくなり、ピロリ菌が暴れ出して難治化するんです」

「もともとストレスで発症しているんだから、気晴らしをさせ、鍼などで交感神経の緊張を取ってやれば、胃潰瘍は良くなります」

痛み止めやステロイド剤の常用なども病気を難治化させると警告

「ステロイド剤は潰瘍性大腸炎やアトピー性皮膚炎、リウマチ、気管支喘息などに処方されています。始めは劇的に効くが、使い続けると薬害が生じる」

「体内に蓄積し、酸化したステロイドは交感神経を刺激し、顆粒球が増加して活性酸素が組織を破壊し、患者さんの体は冷え、炎症は悪化します。その治療のためさらにステロイドを使うという悪循環に陥り、悲惨な結果につながります」

「今は対照療法全盛時代で、どんどん一時しのぎの薬が開発されている。しかし、働き過ぎや心の悩み、運動不足を避け、日中は働き夜は休息をとるというリズムを守れば、病院にも薬にも頼らずに健康な生活と送れるはずです。人間の生きるべき姿で生きれば破綻しないのです」

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