胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

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胃潰瘍の根本的な治療法はピロリ菌の除菌

   


胃潰瘍の根本的な治療法はピロリ菌の除菌です

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胃潰瘍あるいは胃ガンに関しても、その原因の多くがピロリ菌(と非ステロイド系消炎鎮痛薬)によるもので、ピロリ菌による恒常的な胃炎と、非ステロイド系消炎鎮痛薬が胃潰瘍などに結びつくことがわかっています。

非ステロイド系消炎鎮痛薬についてはこちらのページを

一般的に我々が「こんなことしちゃ胃に悪いだろうな」ということ —– 暴飲暴食や不摂生やら酒やタバコや何やらかんやら —– は確かに胃には良くはないでしょう。良くはないですが、実はそれらが主たる胃潰瘍の原因ではないのです。

実際には、ピロリ菌と非ステロイド系消炎鎮痛薬が原因の場合が全体の95%だと言われていて、やはり基本的な原因(遠因ではなく、直接的な原因)はピロリ菌と非ステロイド系消炎鎮痛薬だと考えてもいいと思われます。

そんなわけで、ピロリ菌の除菌を行っておけば、少なくとも胃に関してはあまり不安を抱かずに済むということになるかもしれません。

治療法は、抗生剤などの投与によるものです。

そして、これにより大体9割が除菌に成功するそうです(私も1度の投薬で、ピロリ菌の除菌に成功しています)。

「除菌に成功する」ということは、つまり、「もう胃潰瘍や胃ガンにはなりにくくなる」
ということです。
で、この治療法に関してですが、なんと健康保険が効きません

日本人の6000万人(!)がピロリ菌に感染している

ピロリ菌の除菌に健康保険が効かない理由はよくわかりませんが、多分、日本人のピロリ菌の感染者の数とも関連したことなのではないかと思いますし、また、治療に使う薬剤が基本的に抗生剤なので、そのあたりの問題もあると思います。

何しろ推定では日本人の6000万人(!)がピロリ菌に感染しているという研究報告もあるのです。

あなたが40代以上でしたら、残念ながらほぼピロリ菌に感染していると考えていいと思います。
日本人の中年に胃潰瘍と胃ガンが多いのもこれが原因といってもいいかもしれません。

とはいっても、さすがに6000万人を相手に義務的にピロリ菌を駆除するのはまあ無理でしょう。

そこで、基本的には自己負担となります。
費用は多少の前後はあるでしょうが、大体1万円程度だと思います。
しかし、保険を適用することもできます。

どうするか?

それは胃潰瘍になることです。

笑い話のようですが、これは事実で、「胃潰瘍、あるいは胃潰瘍の既往歴がある場合」は保険が適用されます
胃潰瘍で入院か通院して治療を受けた場合は、セットでピロリ菌検査と、ピロリ菌の除去がついてくるはずです。

一連の治療に組み込まれているものですので、当然、保険が適用されます。

私も治療の中に組み込まれていたので、ピロリ菌駆除だけが幾らだったかということがよくわからないのですが、ただ、薬をもらいに行った日の料金から逆算すると、まあ1万程度ではないかと。

胃潰瘍で治療を受けるのでない限りは自己負担で検査と治療を受けることになりますが、1万円程度ならこれはやっておいた方がいいと思います。

治療といっても、1週間、朝と晩に薬を飲むだけです。

1週間薬服用日記はこちら


[追記 2013年3月] ピロリ菌の除菌に健康保険が適用されることになりました。その報道記事は、こちらにあります。

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