胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

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胃潰瘍の症状について

   


 

胃潰瘍の症状

 

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胃潰瘍についての症状については、まずは一般論を書いておきましょう。

上腹部痛、背部痛、食欲がない、体重減少、吐血、下血等が一般的な胃潰瘍の症状となっていますが、これらを私の症例と当てはめてみましょう(「症状がない」ことも大変多いです)。

まず、吐血。

これが私の最大の症状でしたが、吐血は一度だけでその時にはすでに病状はクライマックスだったわけです。

極論としてはそのまま死んでいてもおかしくなかったわけでもあり、それが胃潰瘍であれ何であれ病院に運ばれていたことは確実で、確かに「症状」ではありますが、病気に気づくにはあまりにも遅い症状かとも思います。また、吐血が起こるのは私のような出血性胃潰瘍の場合です。

次に下血。

これも吐血同様、消化器で出血が起こっている大きな証拠になりますが、下血も入院後に自分でも初めて見たので、多分、倒れる前は下血はほとんどなかったか、あるいはあっても出血は微量だったと思われます。

ちなみに、出血した量にもよるのでしょうが、下血の便は「黒色便」などと表されますが、とにかく極めて真っ黒で、「ちょっと黒い」などというのとは違います。黒炭やコールタールのような完全な黒色で、私の場合は入院後、数日間はずっと真っ黒でした。

そして、一般的な症状の代表としてある腹痛

特に上腹部痛ですが、これはありました。

私が病院に運ばれたのが9月の中旬でしたが、その前月の8月の下旬頃には上腹部痛を感じるようになり、倒れる直前の頃にはずっとではないですか、痛みは以前より強く感じることを意識していました。

こういうことを言うと、大体、

「出血するほどの痛みならすごく痛かったんじゃないの? どうして病院に行かなかったの?」

と訊かれるのですが、答えは簡単で、

「全然平気な痛み」

だからです。

人間も数十年生きていると、いろんな病気や痛みと直面してきますが、そういうものと比較しても、特に苦痛となるような痛みでもないのです。

むしろ、二日酔いなどの吐き気や胃のむかつきの方がはるかに苦しいくらいです。

なので、胃潰瘍での胃の痛みというのは人によるのでしょうが、「しくしく」とくるタイプのもので、さほど激しくはない(こともある)ということは覚えておいた方がいいと思います。少なくとも、大の大人がすぐに病院に駆け込むタイプのものではないようです。だからこそ、病院に行かなければならない頃には結構大変なことになっているのではないかと思うのです。

第一、誰でも「病院に行かなければいけない」と思うほど痛む時は病院に行くはずです。

他の症状としては、出血に伴う貧血と全身の不快感がありました。

病院に運ばれる当日、日中、一度フラッときて、冷や汗が流れました。こういうことは普段あまりないので、「何だろう」とは思いましたが、少し横になったら落ち着いたので放っておいたら、この後、約12時間後に救急車で搬送されたわけです。昼の時点ですでに出血していたのでしょう。

なお、当然ですが、吐血後はしばらく貧血が続きました。赤血球の再生にはそこそこの時間(2~3週間)かかるとのことで、大量の出血の後の貧血はある程度は当たり前のようです。

他の症状は特にありませんでした。

症状について気をつけること

気をつけていただきたいのは「症状」というのは、「この病気だからこうなる」というような公式ではなく、例えば、今回の胃潰瘍の場合ですと「胃に異常がある時に胃の症状が起こることもある」という公式だということです。

胃に異常があれば、胃が痛んだり不快感が出ることは当然でしょうし、食欲不振や体重減少もそれに伴って起きるでしょう。
吐血や下血も同じことです。

つまり、「胃潰瘍だから胃の不調となるわけではなく、胃の不調自体はどんな原因からでも起こるが、その中のひとつが胃潰瘍であるにすぎない」ということなのです。

症状がある場合でも上の方に書いた症状に当てはまったからといって「胃潰瘍」というわけではなく、「胃の病気の可能性もある」ということになります。

つまり、胃潰瘍、胃ガン、胃炎から食べ過ぎ、飲み過ぎ、過労にストレス、これら共通して胃に負担がかかるようなものでは症状が起こる可能性は常にあります。さらには、他の病気から胃が不調になっている可能性も大いにあります。

要するに「胃に異常を感じたら病院に行って検査しましょう」という単純なことを言いたいわけです。
病状や症状を推察していても、何も起こりません。

幸い胃の状態は胃カメラで非常に簡単にわかりますので、中年以降の方なら、少しでも異常を感じたら受けましょう。

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