胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

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胃潰瘍での手術入院体験記(入院2日目) – 退屈が始まる

      2015/10/24


入院2日目

tenteki

実はこの日、夜中に一度起こされました。

1時頃だったか、「すみません」と、看護婦さんが声をかけてきました。

「夜這い?」と色めき立ちましたが(そんなわけない)、その理由は「緊急患者が搬送されてきた」ということのようでした。

私は入院1日目を個室で過ごしましたが、これは望んで入ったわけではなく(料金も大部屋と同じ)、夜中等に緊急で運ばれてきて、なおかつ、経過を観察する必要がある患者などがこの個室に入れるようです。(正確な入室条件はわかりませんが、そんな感じだと思います)

私が入った時点では私は「緊急搬送されて経過を見る必要がある」患者だったかもしれませんが、2日目ともなると、少なくとも「死ぬ」という心配はほとんどなくなっていました。

そこに新しい緊急患者が夜中に搬送されてきたということのようです。

そんなわけで、私は夜中に大部屋に移されました。4人部屋です。

もう歩くこともできて、看護婦さんにつかまってではありますが、車椅子ではなく徒歩で病室を移動しました。

夜で暗いし、それぞれのベッドもカーテンで仕切られているので、どんな人たちがいるのかはわかりません。

大部屋に移って「入院生活が始まったな」と改めて思うのでした。

朝になりました。

ベッドから起きあがり立ってみると、ちゃんと立って歩けます。

「おお」

と軽く感動して、私は病院の廊下を歩き出しました。

点滴は取れていないので、点滴のボールを押しながらの移動となります。
まだフロア内の移動しか認められていなく、エレベーターなどには乗れません。

なので、同じフロア(消化器入院病棟)を歩いてみました。

受付のあたりを歩いていると、婦長さんが声をかけてきました。

「あら、もう歩けるの?」
「ええお陰様で」
「よかったわね」

しばらく歩いて部屋に戻ると、看護婦さんが来ていました。

この日から「毎回やること」を申しつけられました。
それは

・採尿

です。

私は知らなかったのですが、採尿だけで胃の出血の有無がわかるのだそうです。

この病院にはトイレに「自動採尿機」というようなマシンが置かれていて、自分で採尿して、自分の患者番号を打ち込んでから機械の中に自分で尿を入れます。そうすると、リアルタイムで中央に通知されるということのようです。

これをトイレに行くたびに行います。

しかし、これ以外には特に義務もありません。

というより、本当に何もすることがないのです。

入院時のひとつの楽しみともいえる食事すら明日か明後日までは出ません。
それどころか、まだ水を飲むことも許可されていません。

本や新聞を買いたくともお店は地下で、まだエレベーターに乗れない私には行けません。

カード式のテレビはありますが、ふだんそんなにテレビを見るわけでもないので、ニュースなど以外はそんなに面白いものでもありません。
ただ、ちょうど相撲の時期だったのでそれは助かりました。

そんなわけで、この日は午後、お見舞いに来た妻に「本と雑誌をたくさん持ってきて」と頼みました。

それと、「あの本は長くて面倒くさそうだから」と後にしていた本を妻に買ってきてもらうことにしました。
こういう機会でもなければ読まないと思ったからです。

体の方は比較的大丈夫なだけにこの退屈は堪えます。

死の恐怖から解放された途端、今度は「退屈だ」と騒ぎ始めるのだから人間はワガママです。

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