胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

*

胃潰瘍での手術入院体験記(入院1日目) – 最初の検査

      2015/10/25


tenteki

「ところで何の検査ですか」
「胃の検査です」
「じゃあまた胃カメラ飲むの?」
「だと思います」
「ふう」

まあ、もう昨日の経験があるので、何でも大丈夫というような感覚はあります。

それにしても、体がものすごくフラフラする。
こんなことは初めてです。

「ねえ、看護婦さん。めまいするんだけど」
「貧血ですよ」
「え? 貧血? オレどっか悪いの?

と言うと、看護婦さんは少し笑い(こっちもウケ狙いではあります)、その後に1日目-吐血

「あんなに出血したんですから、しばらくは貧血です」

と、真面目な顔で言いました。

これはあとで別の看護師さんに聞いたんですが、

・血というのは白血球と赤血球とでは再生する速度が違う
・赤血球は3~4カ月かかる
・よって、一度大量の出血をすると貧血が治るまでには数ヶ月はかかる

ということでした。

私は血というのは肉やレバーを食べていればどんどんと増えて、1週間くらいで元に戻るものと思っていましたが、そういうものではないようです。

さて、検査。

この検査は要するに今朝の手術の処置で出血が止まったかどうかを確かめるためのものです。

出血が止まっていれば、手術は成功。
普通に入院。

もし止まっていなかったら……それはわかりません。私の場合は止まっていたので。
しかし、止まっていない場合はまた何らかの処置をしないといけないのでしょう。

検査室は非常に大きく、いくつもの部屋に仕切られています。

その中の一室に連れて行かれました。
昨晩、私の処置をした女医先生がいました。

「眠れましたか?」
「ええ、眠れました」
「今から胃の中を見ます」

ということで、検査開始。

直前に、食道をスプレー薬での麻酔と、あと何の注射かわかりませんが、腕に注射をされました。

今回は胃カメラで見るだけなので、昨日の何分の1の細い内視鏡。

「このくらいの太さだと楽なんですけどね。昨日のアレは正直言ってキツかった」
「ええ、まあアレは特別ですからね」

この胃カメラは一発で飲めて、すぐに内視鏡での検査が始まります。
モニタを見ながら先生はいろいろと呟いています。

「うん、大丈夫ね。止まってるわね」

先生の処置がうまくいって、出血は止まっているようです。

「大丈夫みたいです。出血は止まっています。あとで病室へ行った時にいろいろとお伺いしますので、お部屋でゆっくりしていて下さい。まだ部屋からの外出はいけません」
「食事は出ます?」
「出ませんよ(笑)。食事は3日は出ません」
「3日!」
「明日まで出血がなければ、明後日あたりから水分はフリーにはなります」
「その間は絶食ですか」
「そうですね」

今日明日は何も口にすることができないようです。

部屋に戻ると、奥さんがパジャマやその他いろいろな生活用品を家から持ってきたり、購入したりして揃えてくれていました。

そういえば、まだパジャマを着ていなかったのです。
ここに来た時に来ている服はすべて脱がされ、病院の寝間着みたいなのを着ていました。

すぐに着替えたかったのですが、輸血と点滴とカテーテルをつけているわけで、我々だけでは着替えることができません。
そこで看護婦さんを呼んで、着替えさせてもらうことにしました。

といっても、上だけです。

下はカテーテルをつけてる都合上、なんと「おむつ」なのです。

つまり、大きく膨れあがっているので、下着もはけないし、パジャマなども無理です。
おむつのまま布団をかけて隠すだけです。

このおむつというのは結構蒸れるものでもあり、看護婦さんがタオルで拭いてくれたりもしますが、どうにも微妙な状況というか描写で、病院で威厳を保つというのは無理なことなのだなあとつくづく思います。

» 次ページ/静かな夜

 - 手術入院体験記 , , , , , , ,