胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

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胃潰瘍での手術入院体験記 – 緊急手術開始

   


tenteki

しばらくして、手術担当の○○医師がやってきました。
女医さんです。

「これから内視鏡で胃の状態を見ながら処置を始めます」と言い、手術装置が用意されました。

私の状態や書類などを見た後に、「一瞬眠りますよ」と言って、点滴に薬を入れました。

間髪を入れずに私は気を失いました。

気がつくと、人工呼吸器(鼻から入れて肺までチューブが伸びているやつ)をつけられていました。

「ご年配や弱ったりした人は処置中に息が止まっちゃうことがあるんですよ。それで一応これをつけさせてもらってます」

とのことでした。

このためだけの麻酔だったようで、以後、処置はすべて麻酔なしで行われます。

手術装置は、先にカメラがついている内視鏡なのですが、同時にいろいろな装置がついているもので、太さが普通の内視鏡の数倍あります。

これが見た目以上の難敵で、これを喉に通すことがまずは至難の業だということを知りました。

私の口の中に手術装置が入れられます。
しかし、喉のところがどうしても通りません。
確かにこんな太いものを入れられては、衰弱した人なら息も止まってしまうかもしれないなとは思いました。

「力を抜いて」

と言われても生理的に拒絶してしまうのです。

それに加えて、意識がかなりやばい感じになってきています。

頻繁に意識を失うのです。

内視鏡を飲めなくて苦しんでいると思うと、次の瞬間、意識を失っている。

そして、「夢」を見て気づくと、まだ内視鏡を飲むことと格闘している。

なんだか2人の自分がいる状況になってきているのです。

喉にむりやり異物を入れられると、オエッと吐き気がするというのが普通でしょうが、その場合でも、健康な状態ならオエッとやった後に、またちゃんと息を吸って立ち直るはずです。

ところが弱っているせいか「息を再び吸えない」状態がたまに起きるのです。

オエッとやって、その後に息を吸えない。

頻繁に息が止まった状態になります。

窒息のような状態になって死ぬほど苦しんでいても、喉には内視鏡があり、それが入ってくる。

息が吸えなくて苦しいのにまたオエッとなる。

もう地獄です。

だんだん、意識を失う時間の方が多くなってきました。
意識を失う時にはなぜかいつでも、私がトロッコに乗って走っている夢になります。

「どこに行くんだろ」

と思って、トロッコに乗って草原のようなところを走っています。

夢を見ている時は苦しくないし、むしろ気持ちがいいのですが、しかし、冷静な自分もそこにいて、

苦しくないって変だろ? オレ死んだ?

と自分に問うています。

でも、トロッコはまだ止まらずに走り続けています。

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