胃潰瘍になりました。そして、手術、治療から、薬に頼らない方法の獲得へ

体験からの胃潰瘍の治療法と予防

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胃潰瘍での手術入院体験記 – 手術終了後に生きていた自分

   


手術終了

tenteki

手術開始後どのくらいの時間が経ったでしょうか。
それについてはまったくわかりません。

もちろん、後になって時間の引き算で大体の手術時間を計算はできますが、感覚的に時間の概念がなくなっていたので、どのくらい手術していたのかよくわからないのです。

長かったような気もするし、すぐ終わったような気もするし。
ちなみに、引き算をしますと、約3~4時間の手術ということになります。

内視鏡が引き抜かれました。
そして、その次に人工呼吸器が外されました。

人工呼吸器は肺の方まで入っているのだと思いますが、チューブには見たこともないような粘液のようなものが大量についていて、「人間の体にはこんな粘液もあるのか」と驚きました。

人によってはショックを受ける光景だと思います。

医師が「少し休んでいて下さい」と言いました。

私は顔を横に向けて目を閉じていました。

そのままほんの数分から十数分だと思うのですが、私は眠りました。
さきほどまでの「意識が飛ぶ」のではなく、「眠り」ました。
この時にはトロッコの夢は出てきませんでした。

男の医師が私に声をかけました。

「何か奥さんに伝えることがありますか?」
「え? 何かあったんですか?」
「手術が終わったことを伝えるんです」
「あの……彼女はずっと廊下にいたんでしょうか?」
「ええ多分」
「じゃあ、寒いし、子供も眠いだろうし適当に家に帰ってくれと伝えてくれませんか」
「はい」

担当医が来ました。

「顔色がだいぶんよくなりましたね」
「先生……今、何時ですか」
「今は8時半」
「これからどうなりますか」
「もう少ししたら病室に移ります」
「手術はもう終わりですか」
「そうですね。またあとで胃の状態を見ます」

私が運び込まれたのが多分、午前4時頃だったと思うので、大体3~4時間くらいの処置だったということになります。

すでに意識はかなりはっきりしてきており、さきほどまでのように意識が飛ぶことはなくなりました。

どうやらまだ私は生きているようです。

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